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中国語の学習を通して感じたこと。普段感じたことなど。備忘録として機能すればいいなと。

駄目人間、本を読んでも、ダメ人間。

帰国して2週間。この永遠の夏休みは果たしていつ終わるんでしょうか(爆)
セミのおかげで5時過ぎには起床という健康的な生活。
中国の学生よろしく、散歩がてら公園に行って音読でもしようかしら。

小説ばかり読んでますが、たまには違う系統の本も。
ということで、この本をさら~っと読みました。

『外国語をはじめる前に』 
黒田龍之助 ちくまプリマー新書

外国語学部生はこう考える。という部分が面白かったです。
印象に残った問いと答えを紹介。
 
 問い
『外国語学習に検定試験や留学を活かすにはどうしたらいいのでしょうか。
「とりあえずの目標」や「モチベーションを上げる」以外にどのように活用
したらいいのか、そのためには何が必要なのかを考えてください。』

 答え(結論のみ)
検定試験 → 言語に対する敏感さ
  留学 → 言語に対する鈍感さ

留学(広い意味で捉えるなら現地での生活もあり)での鈍感さ。
これこそ自分に欠けていたもの! 
完璧主義者ではないんですが、いつも正確に話そうと努めてました。
ただ必要に迫られた時(交渉、ケンカw)は、何も考えずに話してました。
火事場の馬鹿力なんでしょうね。
逆に考えると、追い詰められない限りやらないってことでしょうw

日本語学習者には「間違ってもいいからどんどん話してください」と
言ってたのは何だったんでしょうか。
先ず隗より始めないといけませんww

最後に「才能」についてのありがたいおことばを。
 
 語学に天才はいない。
 外国語学習は努力すれば誰でも一定の成果が得られるものである。
 時間がかかるから不安になるかもしれないが、続けていれば必ず伸びる。
 だから才能は関係ないし、必要ない。


自分には、才能もありませんし、特に努力もしてませんが、
時間をかけることで一定の成果は得られました。

ただ、かけた時間と成果が見合うかどうかは、別のモノサシが必要ですねwww



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